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Apissa
Scholls
Apizza Schollsのピザは、とても生地が薄い『NYスタイル・ピザ』です。いきなり食べた感想は、「美味しいよ、これ」。クラストは、パリッとしたところに、むっちりしているところがある。端の部分をちぎってひっぱてみたら、ムチ〜と延びた感じでビックリ。パサパサした、美味しくないクラッカーみたいなクラストのお店って、残念ながらとても多いのですが、まったく違った。これって、わたしが目指して研究している生地に近いのです。実は、ピザ生地つくりに奮闘しております。
生地は、小麦粉、水、塩、イーストを使っていて、イーストの量は極力控えているそうです。24時間以上かけて、室温で一次発酵をさせて、そのあとは冷凍はせずに冷蔵保存。テラスで食した後、キッチンの前を通ったら、覗いてOKという雰囲気だったので、その前で作業を観察してみました。見ているときにちょうど、生地を冷蔵庫から出してきた。ひとつひとつラップされていて、それを作業台の下の棚に並べて室温にもどしていました。結構、ひとつ分の生地の量は多め。でもピザの大きさが、15インチ(約37.5センチ)なのでこのぐらいになるのかな。サイズはこのひとつのみ。テーブルの上にどんと乗せられた時には、迫力のある大きさです。焼く前の生地の状態はかなり柔らかめで、とっても弾力性のある生地だった。そのおかげであそこまでびょーーーーーんと薄く延ばせるんですね。体全体を使って、生地を伸ばしている感じ。ひじも上手く使って、大きく伸ばすとは思いませんでした。ピザ生地を研究中のわたしとしては、このキッチンの覗き見は、とっても勉強になりました。(笑)
トッピングも、シカゴ・ピザみたい盛りだくさんではなく、とてもシンプル。わたしたちがオーダーしたのは、プレーン・ピザ(チーズ・ピザ)だったので、なおさらシンプル。この少なめのトッピングということにもこだわっているらしく、ピザの種類は少なめです。トマトソースも、感動的な美味しさがある。良くあるパターンとして、ハーブ類を非常にたくさんいれて、おまけに塩分もかなり高めで、トマトの味はどこにするんですかぁ〜という場合が多いけれど、ここは違った。最初に口の中に広がるのは、トマトの甘味。これはもちろんお砂糖の甘味じゃない。その後にくる、ハーブの香りはたぶん2種類くらいだったと思う。これも見習うべきことのような気がしました。あれこれ入れればいいってものじゃないと、改めて気がつきました。
と参考になるところは多々あったのですが、もうひとつこのレストランにはパリッと焼き上げる秘訣があったのです。それは、オーブンの温度。高温でピザは焼くと良い、というのは皆さんご存知の通り。ここのオーブンは、650º F〜900ºF(約343℃〜482℃)だそうです。これは普通の家庭のオーブンじゃ無理ですね。残念ながら、真似できません。
なんだか、誉めすぎみたいなレビューになってしまった。アメリカ人は、ピザを良く食べる割には、これだ!ここだ!というお店を見つけ出すのは、意外にも難しい。そんななか、こんなにご近所に納得のいくピザ屋さんができたことは朗報です。ここは『SURABAYA』のようなことがないように、祈ります。
そうそう、ホットペッパーのフレイクはおいているけれど、ホットソースはおいていません。ということで、後ろに写っている青いシャツのおじさんは、ホットソース持参でした。帰るときにふと腰のあたりを見たら、ホットソース専用のホルダーを付けて、そこにソースはおさまっていた。あんなものが売られているのかな?それともおじさんは、特注で作ったのだろうか???
[July 26,
2005 〜berry-berryより]
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