なぜ広い世界の中でアメリカなのか

ということで、ひとつ屋根の下で出会ったのですが、最初の印象は「なんか暗いんじゃないの〜」というものでした。まぁこれは、今まで自分の持ち家に住んでいた人がひとりになり、仮住まいの身となってはしかたなかったんだけれどね。

日本にいるころは、「キャリヤ、キャリア」と、肩に思い切り力いれて生きてたわけです。さいわい波はあったものの、仕事にも恵まれ頑張れていたんだけど、ちょっと疲れていたのは事実。それでも、結婚なんて考えていなかった。このまま頑張っていけば、食べてはいける。まぁご縁があればね、それもありえるかもしれないけれど〜と真剣には考えていない。そして大袈裟にも、恋愛してる時間があれば仕事した方がましなんて思っている時期もあった。ボーイフレンドはいても、仕事優先。「会いたいと思わないの?」と女々しいことを言われると、「忙しい」と男らしく(?)反応していたのです。会ってる暇があったら、仕事に役立ちそうなパーティに顔出しているほうが有効に時間を使っているような気がしていたのでした。

お年頃になれば、お見合いの話がくるもの。例に洩れず何度かしたけど、結末はね、なんだかなぁーーーという感じでした。どうもあの頃の男性諸君は、まだまだ女性は家庭に入り、男性をサポートするものと思っていた節があり。フェミニストまがいのわたしは、どうもフィットしなかったのです。

そしてそんなことをしているうちにアメリカ行きが決まり、日本でのキャリアはスパっと終わり。そんなものだったんですね。やっぱり肩に力いれているだけでした。その後の、仕事でのキャリアなんてないにひとしいもの...。

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