なぜ広い世界の中でアメリカなのか

いつのまにやら、アメリカに住み始め10年以上たってしまった。でもどうしてアメリカにいるのだろうか?なんで日本ではなくて、他の国でもなくてアメリカなんだろう。ついでに結婚までしてしまって、こうなるとこの地に骨をうずめる確率がとっても高くなっている。それはそれで、自分が選んでいることで、人に強制されているわけじゃないから問題はなしなんだけれどね。

わたしは「結婚して、旦那がアメリカ人だから彼の母国で暮らすことになってしまったのよ」でも、「結婚したくてアメリカにきたのよ」でも、「グリーンカードほしいから、遊びにきて偽装結婚したのです」でもない。たまたまグリーンガードの抽選にあたって「それなら住んじゃう」と、とってもイージーにことは進んだのでした。

ところでグリーンカードがほしい人はたくさんいるのは知っているし、羨ましいという意見もたくさん頂戴する。「当たったからそんなこというんでしょ、プリプリ」と意見してくれても一向に結構なのですが、「まず応募してから言ってください」と思うことがよくあります。運良く、グリーンカードが手に入ることもあるのです。

だから(なにが)、グリーンカードじゃなければ、他の国にいるか、日本の片隅で必死になって「キャリア、キャリア」と働いていたかもしれない。実のところ、アメリカでしばらく働いて、また大学にもどり、仕事も大学もフルタイムで働いたりなんかして、タフに過ごした時期もあった。大学卒業間近に、それまで使っていた車がフリーウェーで爆発状態でエンジン・ストップしてしまい、とぼとぼ出口まで歩いて「ああなんて情けないんだろう」思ったこともあった。「車どうするのよ、もうそろそろ貯金もそこをついているじゃない」と、お金の底がみえてくると、人間、非常に心細く悲しくなってくるものです。

そして、大学(何度目かの)卒業の頃、「なんでわたしはアメリカに縛りついて頑張っているの???日本でもう1度頑張るという選択もあるんじゃないかなぁ」と考えたものの、それでももう少し、あと少しだけと帰る選択は横に起き、新しい街へと引っ越したのでした。しばらくまたまた頑張ったけれど、勉強したことに少しでも近いことで頑張ろうとしたものだから、収入不安定。凄く稼げる月もあれば、これじゃこの先どうなるのよな収入な時も、そろそろ節約生活に入らなければいけないと切に思ったのでした。

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